冬に車中泊すると窓ガラスが結露します。窓ガラスの結露だけなら、たしかにサンシェードだけで解決することができます。ただし、窓ガラス以外のことを考えていますか?結露する場所は窓ガラスだけとは限りません。
車中泊時に窓ガラスのサンシェードだけで対策をしていた多くの方が、後々起こる最悪の事態を想定していません。
今回は、車中泊時の結露の原因と対策、最悪の事態とは何かについてお話します。
車中泊で窓ガラスが結露する原因
冬になると窓ガラスが曇る現象、あれが結露です。車中泊をした翌朝、窓ガラスがビシャビシャになってて大変だった経験はありませんか?
まずはなぜ結露が発生するかを理解しましょう。
結露(けつろ)とは、固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象のことである。 例:温度20℃・湿度50%の室内における露点温度は、9.6℃であり、壁や窓などの表面が、9.6℃以下の場所で結露が発生する。
結露 – Wikipedia
人が吐く息には水分が含まれています。
一日に400mlの水分を呼吸によって体外に排出しているそうです。
呼吸によって排出された水分が車内に放たれることで、車内の湿度があがり、その水分が窓ガラスなどに発生する結露になるということです。
これが理解できていれば、結露対策としてサンシェードが完璧とは言えないことが理解できます。
サンシェードでは結露対策は不十分
多くの車中泊方法を紹介するサイトで、窓ガラスを覆うサンシェードや、窓ガラスの形に合わせて切った銀マットをつけると結露しないから、車内で暖かく寢ることができます!といった記載をよく見ます。
それを真に受けて、普通の車でサンシェードをするだけで車中泊をし続けた人は、後々ひどい経験をしていると思います。
もしかしたら最悪の事態に気がついていないかもしれませんが。
窓ガラス以外の結露が恐い
サンシェードで防げるのは窓ガラスの結露だけです。
結露の原因を理解していれば、サンシェードで結露が防げても、車内の水分量が変化しないことはわかると思います。
この水分がどこにいくのか。水分を含んだ空気は、内装の裏側に入っていきます。
内装の裏側には、外気によって冷やされた車の鉄板があります。
そこで結露が発生します。
車内から見えない場所で結露が発生していたりします。
結露は後々カビになる
内装の裏側で発生した結露は乾くことなく、内装に浸透してカビとなります。
カビはエアコンの風によって車内に拡散し、咳などを引き起こす原因になります。
車中泊してるから、風邪でもひいたのかなぁと思っていると、実はカビが原因という可能性もあります。
実際に内装裏で結露してしまった方の実体験は検索すると見つけることができます。
また、車のボディである鉄板にもサビという見えない大きなキズを残します。
車中泊は換気が必要
車中泊での結露対策はたった一つだけ!
かならず換気をすることです。
サンシェードをしている場合でも、必ず換気はしないとだめです。車内の水分量が減らない限り結露は車内のどこかで必ず発生しています。
冬に限らず、温かい日でも山の朝は冷え込むので結露する場合が多いので、季節問わず車中泊する場合は必ず換気が必要と考えています。
窓を開けながら車中泊するのは、寒くて辛いです。
だから自分は山用の寝袋と蓄熱する毛布を使って自分の身体だけを温めて寝ています。
サンシェードだけでいいのは車中泊仕様車だけ
では、サンシェードだけで全然平気!と言っている方はウソなのですか?
いいえ、おそらく乗っている車が車中泊初心者と違います。
車中泊仕様の車を使っているからサンシェードだけで平気と言っているものと思われます。
車中泊仕様の車とは以下のような車のことです。
- キャンピングカー
- 天井、床下や内装裏を断熱処理とベンチレーターを付けている車
- カビやサビが生えようがどうでもいい車中泊のために買った車
自分は車中泊仕様に改造もしていません。普段は家族や友人を乗せるミニバンを使って車中泊をしています。
なので、冬に車中泊をする場合は必ず換気をしています。
みなさんも、車と身体のことを考えて、車中泊のときは必ず換気をしてください。
