娯楽目的の車中泊で、暖房やクーラーといったエアコンを使うためにエンジンをかけっぱなしにしている人もいますが、マナーの問題もありますが、ガソリンだけでなく、色々と損をするので考えてみたほうがいいと思います。
ただ、暑い日や寒い日にエアコンなしというのも命に関わるのと、仕事で仕方なく車中泊している方もします。一概にエンジンを止めろとは言えないのですが、自分の娯楽のために車中泊をしている場合は、基本的にマナーを守るべきだと思っています。
エアコンをつけたまま車中泊した場合のガソリン代
まず、エアコンをつけたまま車中泊すると、どれだけ金銭的に損をするかを理解すると良いかもしれないですね。
2000cc車・ニュートラル・エアコンOFFの場合で10分間に130ccの燃料を消費します。Dレンジ、エアコンオンでは、約2倍の250ccもの燃料を消費します。
アイドリング時の燃料消費量 – 一般財団法人省エネルギーセンター
エアコンを付けた状態だと、1時間で1.5リットル、10時間で15リットルものガソリンを消費することになります。
1リットル140円で考えると2100円にもなります。
複数人で車中泊していると2100円程度なら安いって思うかもしれませんが、ソロなら格安宿で素泊まりの方がいいのでは?と思ってしまう。
個人的には結構ガソリン減るなぁという印象です。
150〜200km走れるくらいのガソリンですから、それだけあれば涼しい山奥まで走ったほうがいいのに、って思ってしまう。
朝起きて、ガソリンがギリギリにならないか不安にもなりますし、車中泊する場所は田舎だったり山奥だったりするので、ガソリンスタンドが遠かったりといろいろ不安になるので、自分はそういう不安を抱えながらぐっすり眠ることができないですね。
騒音と排気ガスを出し続ける
昼間の道の駅やサービスエリアはにぎやかなので、エンジンが掛かっていてもそれほど音は気にならないのですが、夜になるとエンジン音って響きますよね。

特に田舎や山奥の夜はエンジン音がすごい響く。
誰もいない山奥なら不快に思う人はいないかもしれないですが、他に車中泊している人がいるような場所だと、いろいろと問題に発展する可能性があると思います。
エンジン音だけでなく、自分の娯楽のために、環境に影響を与える排気ガスを出し続けるということも今の時代どうなんだろうと思ってしまう。
自動車等を駐車または停車する際、エンジンをかけたままにする「アイドリング」は大気汚染や騒音、悪臭、地球温暖化につながるため、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)で禁止されています(一部除外規定有)。
アイドリング・ストップ 駐停車時は必ずエンジン停止 – 東京都
多くの人が駐車中のアイドリングが与える影響を迷惑と考えているから、自治体でアイドリングストップ条例などがあったりするわけです。
こういう話をすると、トラックの話がよく出てきますが、トラックとかの貨物車両の運転手さんがエンジンかけて寝ているのは、あくまでも仕事で仕方なく仮眠をとっているので、娯楽のために車中泊をする車とは話は別です。
一酸化炭素中毒の危険性もある
長時間アイドリングして車中泊していると相当な排気ガスが発生します。
風のない日だと車周辺が排気ガスで充満し、換気で開けている窓などから車内に入ってきます。
それだけではありません。冬には雪でマフラーが塞がれ、行き場をなくした排気ガスが車内に入ってくることもあります。
車内に排気ガスが充満すると、一酸化炭素中毒を引き起こし、命の危険さえあります。
危険なら車中泊するべきじゃない
そもそもですが、エンジンをかけっぱなしにして暖房やクーラーのためにエアコンをつけないと危険なくらい寒い夜や暑い夜になると分かっているなら、車中泊するべきではないと思います。
車中泊する前にやるべき基本的なこと
- しっかりと暑さ・寒さ対策をする
- 夏なら涼しい場所、冬なら寒くない場所を探す
この2つをやっても暑くて眠れない、寒くて凍えそうな車中泊は危険と考え、やるべきではないと思います。
マナーもそうですが、リスクを考えて車中泊をしましょう。
